2009/11/15

Rubyの面白いところ Part 2 「文の終端としての改行」

CやJavaと違ってセミコロンを使って改行を示さない文化だ。そして、セミコロンで文末が明示されていない場合、Rubyインタプリタは、行の中のRubyコードが構文的に完全な文になっていれば改行を文終端として扱う。文が完全でなければ、次の行までの文の解析を続ける。
次のコードはxとyが間して合計をtotalに代入する。

total = x + #式が不完全なので、解析は次の行に続く
y

しかし、次のコードはtotalにxを代入し、次にyを評価して、これに対しては何もしない。

total = x # これは完全な式
+ y # 何の約にも立たないが、完全な式

プログラミング言語 Ruby 35ページより

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